少年ジャンプを買った
キン肉マンやドクタースランプが連載していた1984年頃以来、三十数年ぶりだろう
あの頃、コブラや私立極道高校、すすめパイレーツ、東大一直線も好きだったな
今回買ったのは無論『こち亀』最終回のためだ
40年、200巻、、、
ワシが小学校1年のときからの連載だから、ホントに長い
今となってはジャンプを見るのは理髪店の待ち時間くらいだが
こち亀の他にわかる漫画が無い(笑)
当たり前の日常が失われる寂しさはあるが
作者の秋本治さんが言うように
両さんも休暇をとってもいいではないかと思う
時代の流れなのだろうか
いまや昭和の風物詩となった『こち亀』が
終焉をむかえたわけだ
そして、これらの昭和の風物詩も
終焉をむかえた
8月末で山崎パンとナビスコの
ライセンス契約が終了した
既に日本産の
『オレオ』『リッツ』
は消え去り
早くも中国産のそれが
店頭に並んでいる
日本産『ヤマザキナビスコ』最後の製品
もう得られない『失われた味』を
心から味わおうと思う、、、
そいえば
こんな『失われた味』もあるんだよ
いわゆる『事件前』のペヤングソースやきそば
2015年5月製造の伝統の『旧パッケージ』
休業期間に禁断 症状が出てはイケナイわ
と製造中止直前に買いだめしたものの生き残りだ
遠に賞味期限は過ぎた訳だが
見た目には、、、うまそうだ!
さて、この『ビンテージペヤング』
どうしたものか(笑)
2016年のルマン24時間レース
首位を走っていたトヨタ5号車
終了5分前に突如のスローダウン
ピットには
「No power No power」
の声が響いた
最終ドライバー中嶋一貴からの無線だ
2位を走行していたポルシェが
5号車を抜き去り、そのまま優勝
既報の通りである・・・
今年ほど「ルマンらしさ」を見せ付けられたこともない
序盤からトヨタVSポルシェのドッグファイト
夜明けを向かえても同一周回で
ピットイン毎に順位を入れ替えるデッドヒート
最終ラップで30秒差というマッチレース
息もつけない展開だったが
トヨタに分があったと思う
ファステストラップを出していたし
ピットの回数が少なかったし
出走した2台ともに大きなトラブルが出ていなかった
途中まででは余裕があったようにも見えた
しかし、当然ながらトヨタを追うポルシェの辞書には
「2位確保」という言葉はない
ヒタヒタと迫り、喰らいつく
トヨタのマシンを、スタッフのメンタルを
追い詰め続けた
トヨタのトラブルの原因は
ターボとインタークーラーを繋ぐダクト周りにあったという
マイナートラブルである
でもね
そこが問われるのがルマンなんだと思う
レーシングスピードで24時間、5000キロを走ると
・サスのアームが折れる
・マフラーにクラックが入る
そんな普通では考えられないトラブルが起きるものだ
今年のトヨタ
新開発マシンにかかわらず
スピードに加え耐久性も垣間見せた
しかしながらこの結果は
不運ではないのだ
何かが足りなかった
その何かとは
予算であり
ハードワークであり
一番は
「勝つという意思」なんだと思う
死力を尽くした果てに
最後に勝負を決めるのって
そういうところなのではないだろうか
「トヨタよ、敗者のままでいいのか。」
少なくとも、このキャッチコピーには
「勝つという意思」が滲み出ていたと思う
自虐ネタのようにも見えたが(笑)
勝手なコトを言ってきたが
前向きに考えると!
・20数年ぶりの日本車による優勝
・日本人ドライバーによる日本車での初優勝
それを見届ける楽しみ、夢を
もう一年、見させてくれることにもなったわけだ!!
でも、来年もラクじゃないよー
今年のトヨタの速さと耐久性を受けて
ポルシェもアウディも相当レベルを上げるだろう
絶対に!
最後に、トヨタよ・・・
「ガズー」ってどういう意味だ?(笑)
ルマン24時間レース
1923年以来、夏至に最も近い週末行われる
気がつけば、もう明日スタートではないか!
今年は事前の戦力分析(のマネゴト)もできなかったが
例年通り予測をしてみたい
結論から言うと、2台のポルシェのうちどちらかが優勝だろう
理由は予選で1-2位と速いことと、昨年型からの変更点が少なく、信頼性が増していると考えられる点だ
トヨタは僅差の3-4位で続いており、速さにおいてはポルシェに迫るが、パワートレーンが大変更を受けており
信頼性がカギとなろう
アウディは上位2チームから少々差がある
燃費不正問題に揺れたVWグループ。その影響か不明だがチーム力がやや低下しているように感じる
それを言えばポルシェもVWグループなのだけど・・・
予選順位
http://www.as-web.jp/sports-car/23210?cx_art=related
最後に願望を込めてトヨタへひとこと
今まで2位が4回もあるが、勝負は勝たなきゃ駄目なんだ
そんなことは言われなくてもわかっているだろう
攻めのレースで悲願の優勝を!
速さはマズマズ。信頼性がカギだ
予選は雨だったようだが、決勝も雨でペースが落ちたりすれば勝てるチャンスは高まる
少なくとも昨年よりは可能性はあると思う
トヨタよ、勝て!!
ノスタルジックカー・ミーティング2016さがえ
弾丸ギャラリーしてきた
今年はいすゞ特集
最後の自社生産乗用車は1993年
以来、20年以上を経ても
その車たちは愛され続けている
幾多の名車を生み「育んできた」
なんで「育んできた」のかというと
ひとつのモデルライフが長く、徐々に変化していく
その中で時代を超えた独特のスタイルを持つようになる
このベレットはG200(?)に換装
さらにクーラー付きという『ワシがやってみたい』仕様
電動ファン、コンプレッサーの収まりが絶妙
熱対策は追加されたオイルクーラーで万全か!
ベレットは1963年から11年にわたり生産された
ワシはこの日本車黎明期に独特な四輪独立サスを与えるなどのチャレンジングなクルマ作りが大好きなのだ!
日本初のGT、日本初のディスクブレーキはベレットだ
70年代らしいキャンディカラーの2台
117クーペは1968年から13年も作られた
有名なハンドメイドから角目まで
それぞれサマになっている
青の117はバックミラーに特徴的な魔改造が!
この個体は最終角目の特別仕様車ジウジアーロカスタムに
惜しげも無く(?)トランザム風のボンネットデコレーションをあしらっている
ジェミニも大集合
初代PF型は1974年から実に14年!作られた
独オペルの設計を租とするが
日本国内モデルとして進化を遂げる
和洋折衷もいすゞらしさだ
てか、知ってる個体が多いな(笑)
このPF、逆スラントと思いきや
ZZに逆スラ外装を合わせたものだそうだ!
ピアッツァ
ジョルジョット・ジウジアーロ率いるイタルデザインの造形
あるいすゞ社内デザイナーは、イタルデザインから届いたそのプロトタイプを見て
その美しさに立ち尽くしたという・・・
そのデザイナー、平野幸夫氏こそが この日の特別ゲストであった!
トークショーでは入社当時の話など、興味深く聞かせていただいた
いすゞを退役されて暫くなるのだが
今もいすゞ車を「うちのクルマ」と仰っていたことが印象に残る
このミーティング
参加車輌の解説書きがスバラシイ!
スペック等に限らず、生産された年の世相の出来事が書かれている
これは一般の方や若いファンの関心をおおいに喚起し、新たな旧車ファンの創出につながるのではないか
最後は宮城から出張のボンネットバス
シャトルバスとして大活躍
これもいすゞ!
他にも色々と興味深いクルマたちは居たのだけど
今日はいすゞで精一杯(笑)
余力があれば、改めて書いてみたい