ダンボールのクルマである
いわゆる「ダンボルギーニ」のことだろうと思ったアナタ
正解です!!
なのだが・・・少々脱線させてほしい
ダンボールのクルマといえば記憶に新しいのがこれだ
レクサスが公式に作ったというこのIS
10mm厚のダンボールはレーザーカッターで切り出され
あろうことか(?)自走可能というではないか!
さすがワークスのシゴトである
もう一台
ダンボールのクルマといえば
この旧東ドイツ製のトラバントを外すわけにはいかない
ボディが繊維強化プラスチック製なのだが
通常、ガラス繊維を用いる芯の部分が
あろうことかダンボールだというのだ!
廃車置場で朽果てんとするトラバントのボディをヤギが食べたという都市伝説もあるほどだ(笑)
第二次大戦敗戦国の戦後のクルマといえば
・西ドイツにはVWビートルやBMWイセッタ
・イタリアにはフィアット500
・わが国にはスバル360
があった。いずれもプリミティブな機構をもつ国民車である
そして、もうひとつの敗戦国である東独にはトラバントがあった
1960年代においては上記の西側のクルマと比べても遜色はないものだ
ところがトラバントは発表時とほぼ変わらぬ姿で
東独崩壊まで30年に渡って作り続けられ
デボネアどころではないシーラカンスなクルマとなった(笑)
個人的には2スト好きなので興味深い
https://www.youtube.com/watch?v=E6kbwJ14rFk
さて本題のダンボルギーニだ
せっかく県内にあるのだから見に行かないワケにはいかない
震災から5年
復興が進む女川駅前
シーパルピア女川はプレハブのいわゆる仮設商店街とは違い
常設の商店街となるようだ
隣接する温泉施設とあいまって
集客効果は高そうだ
出たー!!
エッジが効いた造形
ダクトやウイング、ホイールなど細部も再現
ランボルギーニの本拠地モデナを表す「MO」ナンバーも再現されるが
ダンボルギーニなんだから「IS」とか「石巻」ナンバーでも面白かったよね
なにせこの車両(?)は石巻市で作られている
ダンボール一筋の今野梱包さんの超職人技!
お見事でございます!!
スペックを見てみよう
ダンボールはハニカム構造にも近く
「軽く強い」という点はクルマの素材に求められる要素と同じだ
水には弱いだろうが・・・
乾燥重量:あなたと同じ(笑)
入場無料のこの施設
経営的には大変さが伺える・・・
さらにサービスが!
コレを被ることもできる!(ガン〇ムのみ)
今野梱包さんありがとうございます!
女川を後にし、昼飯処を求めて徘徊
ウワサの繁盛店に立ち寄る
石巻市渡波の「善谷」さんの
さばだし中華そば旨かった
もっと近所ならよかったのに(笑)
帰路、石巻界隈では有名なアルファ155と遭遇
ALFA155GTAのレースカーのようにも見える
レプリカだとしたら、ロールケージの入り方が本気すぎる?
そんなこんなで
2016年初のツーリングなのだった!