先日、BRZ試乗のためにスバルのディーラーへ赴いたとき、カタログラックを見て気づいた。
そこには新型サンバー(要するにダイハツ・ハイゼット)のカタログがあった。
もうスバル製サンバーは生産も販売も終えてしまったようだ。
ひとつの時代が終わったことを感じずにはいられない・・・
そんなとき、知人がスバル製最終サンバーを購入したとの知らせが!
これほど納屋の軒先が似合うクルマがあるだろうか。
最終サンバー、最後の未使用荷台!?
この記念ステッカー欲しかった!やんわり断られたが(笑)
トヨタの資本が入ってダイハツと車種構成がダブる上、四独サス、四気筒なんてコストの掛かる機構は許されないのだろう。
車種整理は高付加価値車に集中するためにはいいことなのかもしれないが・・・
それでも1958年に端を発し、水平対向エンジン、4WDと共にスバルの柱だった軽自動車、そしてリアエンジン車が消滅したことには一抹の寂しさを感じる。
今もリアエンジン貨物車であるサンバーは空荷時の重量バランスの良さからユーザーの支持が高いのだ。
・・・現在、サンバーを製造していた工場では、トヨタとの提携の象徴ともいえるBRZと86が作られているという。
それにしてもJAサンバーはともかく、赤帽さんだけはタフな『スバルのサンバー』じゃないと!って感じがする。
この『赤帽専用』エンジン。カッコイイなぁ。
オイラにとってもスバルのリアエンジン軽は思い出深い。
叔父がかつて『レックス5』に乗っており、思えば親戚家の庭で叔父の膝に乗せられ、生まれて初めて運転(?)したクルマなのだ!
最後は宮城県大和町某所で静かに土に還らんとする二代目サンバー。
スバルの軽、スバルのリアエンジン車よ、永遠に・・・