20回を重ねた気仙沼ミーティング
東北では田沢湖ミーティングと並ぶ老舗イベントだ
途中、諸事情から中断があった
そして震災があった・・・
写真はかつての開催地、気仙沼フェリー埠頭
2012年11月の様子
今は古くから気仙沼街道を通じて交易のあった
岩手・一関市千厩(せんまや)地区で開催
そして、この人出!!
今回の旅の友は
Nくん&正体不明の不審車両
見かけた方は陸運局に通報してください(笑)
そんな不審車両に目を光らせるように会場入口に門番のごとく仁王立ちは
・三菱2W400(1966・日)
ウニモグ張りの多目的機動車は静岡からの遠征のようだ
メカニズムのキモであるハブリダクションシステム
某オールドタイマー誌に掲載の個体だろうか
クルマの展示に商店街の店舗を利用するなどの工夫も
このミーティングを特徴づける
・スバル・サンバー:30馬力(1972頃・日)
・鉄腕アトム:100000馬力(1957・日)
「すとろんぐサンバー」も国民的ヒーローには馬力で負ける(笑)
金物店に納まるのは
・日産サニーバン(1975・日)
ライムイエローのボディにエンケイバハホイール
210には70年代のカスタマイズが似合う
・シボレー・コルベット(米)
・メルセデス・ベンツ190SL(独)
これらが発表された1950年代
わが国の主力車種は、、、ドアのないオート三輪だった
もしも昭和30年代の街角でコルベットやSLと出会ったら
どれだけの衝撃だったのだろう
昭和の車の写真展には
「車」だけに昭和30年代までの主力車両「馬車」も
緑・黄・赤、、、って信号か(笑)
・緑:MG-B(英)
・黄:ロータス・ヨーロッパ(英)
・赤:日産パルサーEXAコンバーチブル(日)
最も新しいEXAが最もレアだ
・酒井重工TS-30(1975・日)
現場で現役でも違和感の無い個体だが、
商店の軒先に鎮座する様は違和感MAX(笑)
・MPラッフェル(1968・ブラジル)
このMG-TDのレプリカはVWビートルをベースとする
つまりリアエンジン車、この長大なボンネットの中はトランクスペースだ!中を見たかった(笑)
本物のMG-TDも居たのだが、撮り損ねた(TFだったかな?)
・ディムラーSP250(1964・英)
ジャガー傘下となったあとのモデル。高度なV8エンジンを持つ
愛嬌のある顔とのギャップも魅力(?)
家族連れで賑わう昭和40年代のホンダディーラー、、、ではない
スポーツカーもホンダの一面だが、質の高い一般車もまたホンダらしさだと思う
カブに始まり現代のNまで工夫がイッパイだ
クルマのハナシにそろそろ飽きたかな?
某高校のYOSAKOIでひと休みしておくれ(笑)
・スズキGT750(1974・日)
2サイクル3気筒水冷の「ウォーターバッファロー」
休眠中のワシの愛機と同型
磨けばこんなにもキレイになるんだなぁ
・ホンダ・モンキー(日)
手前は芝刈機(?)のエンジンを持つミニミニ・モンキー
自作だろうか、おもしろいなー
・フォード・モデルA(米)
・MG-TD(英)
クランク始動二態
あ、MGの写真あったね
・いすゞベレットGT(1968頃・日)
練馬55は当時のナンバーだろう
珍しい茶色の内装には新車時(?)の養生ビニールが残る
行政の程よい協力にも好感をおぼえた
なにより、エントラント、ギャラリーとも楽しんでいるように見えた
気仙沼と千厩、、、共に復興との思いがあるのだろう
興味深いクルマはまだあるが、このへんで